高周波透磁率測定装置

仕様
メーカー | 凌和電子(株)社製 PMF-3000 |
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性能 | 1MHz~3GHzの広帯域透磁率測定 試料サイズ5~6(W)×5(L)×1mm(t) |
機能 |
薄膜軟磁性材料の高周波磁気特性を簡単な操作で高速度、高精度に測定できる計測器です。印加バイアス磁場(max 1 kOe)を変化させながら、1MHz~3GHzの広帯域透磁率測定が可能です。励磁磁界は数mOe、励磁電力は-20dBm~15dBm(標準10dBm)試料サイズは5~6(幅)×5(長さ)×1mm(厚さ)です。
特徴
本装置は8の字コイル法の改良型であり、終端短絡の並行平板励磁コイルとシールドループ構造の検出コイルから構成されています。励磁コイルに高周波電流を通電し、励磁コイル内部に高周波磁界を発生させ、この高周波磁界と直交するように励磁コイル内に配置された検出コイルで試料挿入時と試料挿入かつ飽和時の誘起電圧と位相およびインピーダンスを検出し、それぞれの比から透磁率を求めます。バイアス磁界を印可することで、透磁率の絶対値を測定することができます。