名古屋工業大学 ナノテクノロジープラットフォーム分子・物質合成プラットフォーム スマートマテリアル創成支援

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電子スピン共鳴装置

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電子スピン共鳴装置

電子スピン共鳴装置

仕様

メーカー 日本電子(株)製 JES-RE1X
性能 周波数:8800~9600MHz(Xバンド)、 出力:0.1μW~200mW可変
機能  

電子スピン共鳴装置はフリーラジカル(不対電子)の磁気的性質を通じて分子構造の情報を与える装置です。本体回路はサーキュレータ・パッキング方式となっているため、高出力(200mW)から低出力(0.1mW)まで容易に走査できます。また100kHz変調磁場で5mmf試料管を用いた場合には47mGの分解能を出すことが可能です。

その他の使用は以下の通りです。

  1. 磁場変調:0.0002~2mT(100kHz)
  2. 磁場掃引幅:0、1、1.5、2.5、4、5、7.5×0.01、0.1、1、10、100の35ステップ切り替え
  3. 磁極間隔:60 mm

特徴

主として溶液を凍結させて測定します。非常に高感度ですので、少量のサンプルが準備できれば容易に測定できます。常磁性金属イオンを含むサンプルの測定に優れています。


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