マテリアル先端リサーチインフラ(ARIM)は、文部科学省の「データ創出・活用型マテリアル研究開発プロジェクト」と連携し、マテリアル先端リサーチインフラ、データ中核拠点、データ創出・活用型マテリアル研究開発プロジェクトが三位一体となった『マテリアルDXプラットフォーム』を構築することで、我が国のマテリアル革新力の一層の強化に貢献します。
名古屋工業大学のARIMは、マテリアルの高度循環のための技術領域を推進します。持続的発展可能な社会の実現には、マテリアルの使用量低減・代替・再利用や未使用資源の有効利用など、マテリアル循環のための技術が欠かせません。本領域では、ハブ・スポーク機関が有する種々の先端機器の共用を通じて、代替材料や再生材料由来の物質合成、材料削減に資する触媒反応の可視化などマテリアル循環に関わる支援をするとともに、創出されたデータを効率よく収集・蓄積・構造化し、その利活用を図ることで、サステイナブルなマテリアルのデータ駆動型研究開発に貢献します。
以上の支援を担当する責任者は、ナノプラット事業で実績のある教員が行います。
磁性材料、白金フリー燃料電池触媒、次世代電池材料等のマテリアルデータを担当
共用設備
UV/VIS/NIR分光光度計、高周波薄膜透磁率計等
マルチフェロイック物質などの磁性材料のマテリアルデータを担当
共用設備
メスバウアー分光測定装置、磁気特性測定装置等
ナノカーボン系エネルギー材料の合成と評価のマテリアルデータを担当
共用設備
ナノカーボン室温合成装置、原子分解能分析電子顕微鏡等
生体分子、錯体など機能性高分子、高度循環型高分子電極材料等のマテリアルデータを担当
共用設備
単結晶X線構造解析装置、電子スピン共鳴装置等
熱電変換材料、SiC半導体デバイス等のマテリアルデータを担当
共用装置
飛行時間型二次イオン質量分析装置、X線光電子分光装置等