支援一覧

生体分子合成分野

支援概要

生物関連分子を含めた一般的な分子(金属錯体分子)の合成と構造解析を支援いたします。構造・物性解析装置については、単結晶X線構造解析装置、電子スピン共鳴装置、また細孔径などの情報を得ることができる窒素吸着装置を揃えております。単結晶X線構造解析装置の測定対象となる試料は、大きさが0.3~0.5mm角の単結晶です(〜0.1mm角でも可能な場合がありますので、ご相談ください)。構造解析に成功すると、化合物の3次元構造の可視化が可能となります。電子スピン共鳴装置では77Kでの固体・液体双方の測定が可能であり、測定された常磁性物質の電子状態から、化合物のスピン状態やそれに基づいた構造に関する情報が得られます。

本システム装置群では、上記の分子結晶構造、電子状態を調べるための装置に加えて、基板表面上での分子の挙動を解析することができる装置、表面増強赤外分光法(SEIRAS)も揃えております。SERASでは、電位変化による赤外吸収スペクトルの変化を測定可能であり、修飾分子の動的挙動を追及することができます。

担当者

新規化合物・生物関連分子の合成並びにその構造・物性評価が解析について支援します。固体物質に対しては、単結晶X線構造解析装置、固体・液体双方において常磁性物質の電子状態を評価可能なESR(EPR)装置を用いた新規分子の生成確認と物性評価支援を行うとともに、修飾電極を用いて表面電位による表面修飾分子の状態変化解析が可能な表面増強赤外分光法(SEIRAS)による支援を行います。さらに、近年触媒への応用が期待されよく利用されているナノ細孔材料の細孔径評価装置も提供します。分子構造と物性の関連付けるためのエネルギー状態(安定性など)に関する相談も受け付けております。

猪股 智彦(准教授)

猪股 智彦(准教授)

和佐田 祐子(プロジェクト教授)

和佐田 祐子(プロジェクト教授)

支援一覧

  • ️生体関連化合物をはじめとする化合物(金属錯体)の合成並びに構造・物性・解析評価支援
  • 単結晶X線・電子スピン共鳴・窒素吸着・電気化学アナライザー・表面増強赤外分光
  • 基板表面と化学分子からなるナノ材料における表面分子間相互作用や表面分子状態の評価解析

使用装置

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